言葉の墓場

泡のように生まれては消えてゆく。

世界に産声をあげることもできずに眠った言葉がある。

その数はもはや計り知れず運命を待ち望んでいる。

新しい響きは人々を感嘆させる。

その言葉は一躍時の中で称賛される。

その時代を生きる誰もが知る言葉となるだろう。

時は少しだけ流れ新しい言葉が生まれてくる。

人々は流行りに流されてゆく。

目新しいものに興味は移ろいゆく無情の世の中である。

やがて時の流れの中に埋もれる。

真似た言葉であろうと再起の機会は限りなくない。

安らかにみんなの胸の内で眠りにつくのだ。

投稿者: highsabolity

余暇を持て余した、唯の暇人である

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