散りゆく

その姿は無様で美麗であった。

命の最後の瞬間である。

どう思うかはその人のとらえ方次第であろう。

その命は儚く舞い散った。

彼らは十分に役目を果たした。

そして次の世代へ託したのである。

まるで幻想のような風景であった。

花弁が身体を包み込む。

一緒に連れて行こうとしてくれたのだろう。

まだ僕にはやるべきことがあるみたいなんだ。

まだこの命に満足できていないから。

いまここで最期を飾る訳にはいかない。

投稿者: highsabolity

余暇を持て余した、唯の暇人である

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