落体

重力に引かれただ落ちて行くのみ。

もはやこの運動を止める術はない。

この身が底に打ち付けられるまでは。

死の直前には走馬灯がよぎると言われる。

死を回避すべく思考は加速する。

為す術も見つからず永遠とも思える時を過ごすかのように。

引き延ばされた時間の中で後悔する。

もっと別の選択肢があったはずだと。

こんな結末は望んでいなかったと。

過去は変えられない。

だが未来ならまだ変えられる。

きっと這い上がる未来もある。

投稿者: highsabolity

余暇を持て余した、唯の暇人である

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