虚無の深淵

何も持たざる者だから疑問すらない。

ただ何もなく生きていることに満足している。

時間を無駄に消費していることに幸福を感じる。

積み重ねた人生の重みがこの深淵だ。

ただ何も感じることもなく生きてきた。

何をすればいいかも分からず知ろうともせずに。

この深淵は闇を内包している。

決して光の届かない空間が存在する。

常人が触れてはいけない領域が確かにそこにあった。

闇には近づくことすら危険である。

迷い込んだが最後独りでは抜け出すことはできない。

興味本位で身を危険にさらすことはない。

投稿者: highsabolity

余暇を持て余した、唯の暇人である

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