冥途の燈火

あの世の場所を誰も知らない。

教えられていないのだから当然だ。

彷徨う魂を導く光が必要だ。

自ら赴きたい場所でもない。

ならば知らないほうがいいのかもしれない。

知れば知るほど興味を失うから。

道中を楽しめる時間がどれほど残されているか分からない。

迎えが来て強制連行されるかもしれない。

残された時間を有意義に使うべきだ。

途を外れないように明かりで照らす。

導かれるままに人はその道を進む。

何の疑問を持つことなく先人の軌跡を頼りにして。

投稿者: highsabolity

余暇を持て余した、唯の暇人である

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