秘奥の狭間

ひた隠しにされてきた秘密がある。

どれほど過去を遡っても知ることのできないものだ。

上手いこと人々の目から逃れてきたのだろう。

のめりこむ程に謎は深まる。

なぜ命を懸けてまで守り通してきたのか。

その当時の背景を知る者はもういない。

疑いと現実の差を埋めるように答えを求める。

この狭間で心は擦り減り続ける。

受け入れたくはない事実に泣きたくもなる。

あと一歩で乗り越えられそうな距離だとしても。

その一歩が険しなく遠く見える。

目に見える距離ほど幻だと知る。

投稿者: highsabolity

余暇を持て余した、唯の暇人である

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