暗黒の海淵

光が一切届かない暗闇がある。

光すら完全に飲み込んだ。

もはや目を開く意味すらも失った。

重苦しい圧が身体に圧し掛かる。

呼吸すらままならない環境というものがある。

体を動かすことすら億劫となる。

いまだ世界の一部は闇が支配する。

光が届かない場所はどうしても存在する。

抗わずに堕ちてゆく場所は決まっている。

世界の中心に最も近い場所で眠りにつく。

誰にも邪魔されずに眠ることができる。

墓場に相応しい場所を見つけたのかもしれない。

投稿者: highsabolity

余暇を持て余した、唯の暇人である

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