迸る雷閃

大気を切り裂くように閃光が走り去る。

それはほんの一瞬の出来事だった。

秒間を数える暇すらなかった。

真っ先に空は暗雲に包まれた。

天からの光がまず遮られる。

それは災害事象の始まりでしかなかった。

時期に雨が降り出した。

音が遠く彼方まで響かないようにするために。

あらゆる事象が理に適っている。

空間に道を生む。

流れるように進むために。

あの雷閃を止めることなど敵いはしない。

投稿者: highsabolity

余暇を持て余した、唯の暇人である

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