沈没意識

微睡の中に溶けていく。

現実と夢の境界が曖昧になっていく。

狭間の中で思考が途切れる。

再浮上するかは運次第だ。

これが最後の現実かもしれない。

不明瞭な明日で目覚める保証もない。

普通なら二度と浮き上がれない。

沈んだ船が二度と海上に現れないように。

海の底で永遠に眠りにつく。

日の目を見ることはもうない。

水面の輝きが眩しい。

あの世界で生きるにはつらすぎた。

投稿者: highsabolity

余暇を持て余した、唯の暇人である

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