あの日の願い

それを覚えているのは自分だけだ。

あのころの夢はとても膨大であった。

それを諦めることなど一切考えていなかった。

残酷な現実の前に声も出せない。

言葉を失ってしまった。

無駄な抵抗はするなという役に立たない助言だけが聞こえる。

いったい何が無駄だというのか。

自分が未来の全てを見透しているとでも言いたいかのようだ。

まったくもってその態度が気に入らない。

無闇に人間の可能性を摘むな。

そんなことをするから自信を持てない大人が生まれる。

一切の失敗が許されないのなら人は前に進むことはできない。

投稿者: highsabolity

余暇を持て余した、唯の暇人である

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