灼けた夜空

空が灼けだした。

真っ暗な空に青い光が広がっていく。

最後に見る景色がこれなら満足かもしれない。

やがて空が焼け落ち始める。

空が無くなり地上と一体化する。

生存領域は跡形もなく消え失せた。

惑星に死魂が満ちた。

生きた者の気配を感じられない。

この星も魔の手に堕ちたということか。

最期は呆気ないものだった。

突然奪われる命を無慈悲だとすら思った。

それでも終わるその時まで生きねばならぬ。

投稿者: highsabolity

余暇を持て余した、唯の暇人である

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