不遇な幸運

傍から見れば幸運なのかもしれない。

それでは納得できる理由にはならない。

自らの心が満たされなければ意味がないのだから。

心が空っぽなのではない。

入った先から抜け落ちて行く。

感情の受け皿が機能していないのさ。

人は恵まれていると認識できないと幸せにはなれない。

それに気が付かない内は失ってばかりだ。

得るものよりも失うもののほうが多くなる。

幸せになりたいとは思わない。

現状に満足してしまうから。

不遇でいるほうが気持ちが盛り上がる質なのさ。

投稿者: highsabolity

余暇を持て余した、唯の暇人である

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